Hosting💸 コスト削減
37signals (Basecamp / HEY)
37signals、Basecamp/HEYをAWSから撤退させ自社ハードウェアへ移行
AWS(パブリッククラウド)自社所有オンプレミスサーバー(コロケーション)
年間320万ドル超のクラウド費用に業を煮やした37signalsが、Dell製サーバーを購入しコロケーション施設で運用する体制へ切り替えた。
課題
AWS/Google Cloudを15年使い年間320万ドルの請求と増え続ける複雑さに直面
アプローチ
Dell製サーバーを購入し2つのデータセンターでコロケーション運用、独自デプロイ技術Kamalを開発
効果
追加人員なしで移行、インフラコストを50〜67%削減、5年で約1000万ドル削減見込み
背景
37signalsは15年近くAmazonとGoogleのクラウドを利用してきたが、「削減効果は実現せず、チームも縮小しなかった」と振り返るように、クラウド利用のコストメリットが得られない状態が続いていた。年間のクラウド利用料は約320万ドルに達し、「法外な請求額と増え続ける複雑さ」に直面していたことが、クラウドからの離脱を決断する背景となった。
移行のプロセス
37signalsは複数のステップを踏んでクラウドからの離脱を進めた。
- Dellから新規ハードウェアを購入し、約60万ドルの初期投資でサーバーを調達した
- 2つのデータセンターでコロケーション運用する体制を構築し、ロギングや障害時フェイルオーバーなど運用面も自社で設計し直した
- 独自に開発したデプロイメント技術「Kamal」を用いて段階的に切り替えを進めた
- 2023年にBasecampとHEYを含む7つのアプリケーションの移行を、追加人員を配置することなく完了させた
移行前後の変化
| 指標 | Before | After | |
|---|---|---|---|
| インフラコスト | クラウド利用時 | 半分〜3分の1に削減 |
結果
移行の結果、インフラコストは半分から3分の1程度にまで削減された。既に年間100万ドルの節減を達成しており、5年間の累計では約1000万ドルの削減が見込まれるとしている。
2023-10-01
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